みなさん、こんにちは。
いのちと性の自己決定をサポートする、あいのちの佐藤鼓子です。
ここのところ、秋晴れが続いていますね。昨日も雨が少し降った後、暑くて汗をかくほど晴れましたが、かなり風が強かったので、特に房総半島の方は大丈夫でしたでしょうか。
(こちらは20日(金)の青空。細く長く伸びた雲がまるで龍のようでした!)
日中のうろこ雲も、夕方の茜空も、すごくきれいな季節なので、空を眺める日々をしばらく楽しめそうですね。
9月2回目の3連休、わが家は、2日目に、あきる野市の知人のおうちへ遊びに行ってきました!
今年6月にサロン「和気香風―kakikoufu―」をオープンされた、荻原貴子さんのお宅です。
萩原さんは「健康で若々しくいる秘訣は、姿勢と腸を整えること」とのお考えから、古武術や整体を元にした開脚システム「美構造メソッド」と、腸活・腸食の講座で、身体の外と内、両面からアプローチをされています。
もうお一方、岩手の助産師さんの佐藤愛さんも含めて、Facebookフレンドで集合しました!
この写真からもわかると思いますが、その時の、わが家の子どもたちの、いやなんと、のびのびしていること。
荻原さんのご家族そっちのけで、ソファーでくつろいだり、3歳三男は、読書中の旦那さまにちょっかいを出した挙句に、肩車をしてもらったり!
冷や冷やしながらも、自由に、甘えさせていただき、ありがとうございました!!
子どもって、本当に自由なんですよねぇ。特にわが家の3兄弟は。
ちょっとやそっとの注意じゃ、納得なんてしません。自分にやりたいことがあるから。
小4次男なんか、夫が終日仕事で不在な中、「出かけるよ!」と言っても、「やだ、いかない。留守番する!」と頑なに外出を拒否。夜まで、1人で留守番をしていました。
(親に似て「こう!」と決めたらとっても頑固です…苦笑)
昔の私だったら「キー!」ってなってたかもしれません(笑)。
だってね、いくら小学4年生とはいえ、1人で朝から夜まで留守番? 何かあったらどうする? 面倒見きれないよ? といろいろ不安も募ります。
でも、子どもには子どもの意思がある。もちろん、安全を保障できる範囲内で、ですが。
(私の父が徒歩圏内に住んでいるので、何かあれば次男は相談するだろうと見込みが立ちました)
大人が「こうした方がいい」「こうするべき」と考えていても、子どもはそう感じていない、そう考えていない=大人の言うことに同意できない=反発することがよくあります。
なぜそうした方がいいと考えているのか、一応、説明はします。
でも、子どもが納得しない限り、無理やり言うことを聞かせるのは、うまくいかないのだなぁと、何度も何度も失敗を積み重ねて、ようやくこの境地までたどり着きました。
(当時、子どもとよくぶつかっていた自分からしてみたら、ある意味で、悟りを開いた境地です・・・)
帰宅してみたら、次男は、大好きなゲームも大してしていなかったし、別に何をしたわけでもないのですが、まぁご機嫌でした。
ルールや規範を大切にしている大人からしてみたら「けしからん!」と思うようなことでも、まずは「子どもの意思を尊重できるか?」と考える癖がつきつつあります。
(それでも、ぶつかることは、まだまだ、ありますが…)
なぜ子どもの意思を尊重するのか?
(1)子どもはいつか、親元を離れて、生きていくから。
自分の人生を自分で選び、決めて、責任を取っていく。
大人の言うことを聞かせることは、自分で選び、決めるチャンスを奪っているのと同じです。
(2)子どもも1人の人間だから。
一緒にいる時間が長いと、つい勘違いしてしまいますが、子どもは生まれた瞬間から、もう自分の人生を生きています。
最初はお世話が必要かもしれない。
でも、そのうちに、自分の足で歩きだし、自分の頭と心を使って、生きていこうとします。
子どもは、大人の所有物ではありません。子どもにも子どもの思考と感情があります。
それを無視して、大人が言うことを聞かせようとすれば、自分らしさを発揮しようとする子どもとは当然、ぶつかります。
(3)大人が楽だから。
子どもに反発され、ぶつかると「なんで言うことを聞いてくれないんだ」と怒りが生じます。
でもそれは「大人の言うことを聞かなかったために、うまくいかなかったらどうしよう」という大人の不安が原因です。
怒りや不安で揺れすぎると、心から疲弊し、疲労は蓄積し、子どもにも余裕をもって対応できなくなります。
気持ちの揺れを手放したい。大黒柱のごとく、どーんと構えて見守りたい。
自分が楽になることで、余裕をもって、子どもに愛をもって対応したい。
それができるのは、
(4)子どもを信じているから。
「信じる」というこどばが適切なのか、まだはっきりしませんが、大人の言うことを聞かないと、子どもがやりたいことは、本当にうまくいかないんでしょうか。
うまくいかないと何がダメなんでしょうか。うまくいかない経験も、子どもには必要じゃないでしょうか。
かくいう私も、長男の子育てでは、失敗を恐れ、真面目にやろうとして、何度も何度も苦しい思いをしました。
あの頃の私に「もっとわが子を信じていいよ」「失敗から気づけるギフトがたくさんあるよ」と教えてあげたかった。
でも、気づくのに遅すぎることはありません。気づいたその瞬間から、できることがある。
だから今、子どもの意思をできる限り、尊重しようと思います。
失敗も経験させます。学校も本当に行きたくないなら、子ども自身に電話させて、休ませます。
それは、何でもかんでも、子どもの言うことを聞くということではなく、「子どもが本心でやりたいと思っているか?」を大人がやはり判断してはいるのですが、それでも、「何を選んでもあなたはあなた。大丈夫」と思えるまで、この葛藤は続くと考えています。
この「無条件の愛」については、またじっくり説明しようと思いますが、まずはその入り口となる「子どもの意思を尊重すること」について、あなたはどう感じますか?
ご意見、ご感想をお待ちしています! 悩まれたらご相談もぜひお寄せください。
今後も、日々の何気ない出来事から、いろいろひも解いて、一緒に考えていただけるような機会を提供できたらと思います!
みんなの笑顔がキラキラ輝く まん丸笑顔の あいのち
すべての人のいのちと性をサポートする誕生学アドバイザー。I(私)に愛を、大地・地球を癒す知が、自身の血肉となって駆け巡るように――自分自身を知り、自尊心を育み、自分も含めて、すべての人の意思が尊重され、自尊心を高めて輝ける社会環境になるよう、情報と機会(場づくり)を提供します。
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