尊いものを次代へつなぐために

こんにちは。いのちと性の自己決定をサポートするあいのちの佐藤鼓子です。


暑い! 暑い! 連日、暑いですが、皆さま、バテずにお過ごしですか。


昨日の8時15分――黙とうを捧げました。過去の人たちのつらさに学び、未来へ平和をつなぐために。そして、先日、入手したばかりの紙芝居の読み聞かせを保育園でしてきました!



埼玉県の丸木美術館にある「原爆の図」を詩人のアーサー・ビナードさんが再構成した作品です。


広島の原爆をテーマにしているので、少し難しいかな?と思いましたが、年長さんから年少さんまで、約30人がよく興味を示して、聴いてくれました。


語り手はネコのクロです。「ねえさん」が抱っこする赤ちゃんに「可愛い」と反応したり、おじいちゃんの子守歌に笑ったり、「ちっちゃいこえ」が聞こえてきたら、耳に手を添えたり、「ちっちゃいこえ」に迫る時には、両手でメガネを作ったり。


子どもたちの反応がとても素直で、読み手としても嬉しいひとときでした。


私の思い付きと、保育園と担任の先生の善意で成り立っている、吹けば飛ぶような活動ですが、これからも何かしらの形で細く、長く、続けていきたいと考えています。




尊いいのち、尊い平和――失ってから気づくのでは遅すぎます。


私たちは歴史に目を向け、周囲に感覚を研ぎ澄ませることで、それらから気づきを得て、学ぶことができます。


過去、戦争へ突入してしまった時代を繰り返さないために、価値観の違いによる社会からの弾圧を生まないために、今できることは何でしょうか。


性被害や些細な性の悩み、いじめ、障がい、周囲と比べることによる違いに不安や痛みを抱えている人がいたら――寄り添うこと、理解を示すことだけでも支えになるかもしれない。


意識しないと、自然には入ってこない情報があります。


自然には入ってこないというか、無意識で蓋をしてしまっているのかもしれません。



戦争?…怖い。近寄りがたい。よくわからない。


性?…怪しい。恥ずかしい。よくわからない。


最終的に、距離を置いてしまう理由が「よくわからない」なのであれば、まずは「知る」ことから始めませんか。


「よくわからない」ままにしていたら、身近な家族も、同じように「よくわからない」まま、不安に陥るかもしれません。


また、知らないのを良いことに、やりたいようにやってしまう人がいるのが現実です。――だから、すべての人がそこに少しでも自己決定を示せるようにしたい。それが私の願いです。


すべてのことを「知り尽くす」ことは叶わなくても、少しのことを「知る」ことが、次の小さな一つの行動へ結びつくかもしれない。


小さな一つの行動が、誰かの支えや安心になり、次の一歩を生む勇気になるかもしれない。



あなたの存在、そのいのちが、かけがえのない奇跡です。可能性です。未来です。


だから、後に続く子どもたちにも、平和な世界、安心して暮らせる社会を託せるよう、小さなことから、チャレンジしてみませんか。


8月の最後の土日に、大人へと成長する息子さん、娘さんへ伝えたいことを考える会を開催します。


男の子のお母さん単身で参加してほしい講座がこちら↓


お母さんと娘さん、一緒に参加できる会はこちら↓


気づき、学びの連続で、人は緩やかに変化していきます。


社会や環境がそこへ呼応していきます。


だからまずは、あなたが一歩を踏み出せば。どんな変化が起こるか、見てみませんか。


皆さまにお会いできるのを楽しみにしています!

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みんなの笑顔がキラキラ輝く まん丸笑顔の あいのち

すべての人のいのちと性をサポートする誕生学アドバイザー。I(私)に愛を、大地・地球を癒す知が、自身の血肉となって駆け巡るように――自分自身を知り、自尊心を育み、自分も含めて、すべての人の意思が尊重され、自尊心を高めて輝ける社会環境になるよう、情報と機会(場づくり)を提供します。