2018年、最後のお産座談会では、1年の振り返りと2019年以降について、シェアしました。
今年、出産を経験された方は、本当に、お産に始まり、お産で終えた1年だったことを感慨深く語ってくださいました。 1月2日に妊娠がわかり、お子さんと共に過ごした妊娠期間……生まれた当初は、慣れないことの連続でプレッシャーもあったけれど、今は本当に可愛いと思えるようになったことも明かしてくださいました。
別の参加者さんも、授乳がうまくいかずに、子どもが可愛いと思えなかった時期があったと打ち明けられ、私もその思いにはとても共感しました。
母性は自然に育つのではなく、周囲の支援があってこそ、初めて、母と子の間に見つめ合う余裕が生まれ、可愛い、できることをしたい、と思えるようになるのではないでしょうか。
産後、母も子も動けない時期に、2人きりにされた場合、ホルモンバランスが不安定な産後の母と、泣くことでしか表現できない子―― そこに誰か1人でも、パートナーや親、産後ケアサービスの方々など、話を聞いて、寄り添ってくれる人がいたら……親子の関係は大きく影響を受けます。 虐待や産後うつを周囲による少しの支援で減らすことができます。
母性を育てるには、赤ちゃんだけでなく、母親にも支えが必要です。 母親は自然と母になるのではありません。泣く赤子に、どう対応したらよいか、支えてくれる人、知識を教えてくれる人、寄り添ってくれる人がいて、その支えを受けながら、子との交わりを通して、初めて、母となっていくのです。
同じように、父親も自然に父になるのではない。父としての振る舞いを、母や周囲から学びつつ、やり取りから自覚しつつ、父性を育てていくはずです。 だから、パートナーが期待通りの振る舞いをしなくても、がっかりせずに、希望を伝えれば良いのです。こうしてほしい、こうなったらいい。
言うことで、ぎくしゃくしたり、反発を買ったりすることもあるかもしれません。でも、ぶつかってこその家族です。家族だから、ぶつかることもできるし、新しい形に向かって、変化していくこともできる。家族をもっと信じて、本音を伝えられたら、どんなに多くの人々が今よりもっと楽に過ごせるでしょう。
親子が、そして家族が、ゆっくり共に支え合いながら育っていけるような社会の支援はまだまだ十分とはいえません。これからもっと支え合いの輪や、社会的理解を充実させていくことが、豊かな社会と家族文化の形成につながります。
12月は、母性や父性の獲得について、深く感じた座談会になりました。また1月も19日(土)14~16時に開催します。どうぞよろしくお願いいたします!!
みんなの笑顔がキラキラ輝く まん丸笑顔の あいのち
すべての人のいのちと性をサポートする誕生学アドバイザー。I(私)に愛を、大地・地球を癒す知が、自身の血肉となって駆け巡るように――自分自身を知り、自尊心を育み、自分も含めて、すべての人の意思が尊重され、自尊心を高めて輝ける社会環境になるよう、情報と機会(場づくり)を提供します。
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