フィンランドに学ぶ性教育

教育関係の情報では頻繁に見聞きする国名に、「またか」と思う人もいるかもしれません。

何でもかんでも、フィンランドがすべてにおいて、日本より素晴らしいとは思いません。

でも実際に異なるなら、比べて、真似したりお手本にしたり、見習える部分はあるか、検討してみることは有意義だと思います。

すべては、子どもたちのため、私たちの社会のためです。



東京新聞「教える?教えない?性教育~日本とフィンランドの差」より


指導要領で教える内容、学校の教師が伝えられる内容が制限されている日本と、未就学児の段階から必修のフィンランドでは、子どもを取りまく環境が違い過ぎると感じませんか。

「日本は控えめな国民だから…」という見方は理由にはなりません。フィンランドも7割がキリスト教徒だそうです。最初は教会も性教育を警戒していたそうですが、民主主義や平等意識の高まりとともに、積極的に教えるようになったと、ヘルシンキ大学でジェンダー学を専門とするユッカ・レヘトネンさんは説明します。


そうなんです、性教育は、人として当たり前の「いのち、性を大切にする」ということが実現できるかどうかのカギになります。性について正しい知識を教わらないということは、商業的に誇大に強調された情報や、あいまい、あやふやな友達からの情報に、子どもや若者たちは頼らざるを得ません。


その結果が、親になる自覚のないまま突然に迎える妊娠・出産だったり、仕事を最優先して、対等なパートナーシップやライフデザインをずっと疎かにしていたことによる不妊だったり。妊娠・出産をめぐる多くの悩みは、正しい性教育によって、かなり解決されるはずです。


子どもたちのために。未来の社会のために。安心して、産み育てる環境をつくるためにも、正しい性教育を学校で、そして何より子どもたちに身近な家庭で、教えられるよう、情報や環境を整えていく努力が大人たち、今の私たちに求められていることをもっと自覚し、具体的な行動につなげていきたいと思います。そして、性教育への正しい理解が広まり、子どもや若者たちに、必要な情報が届くように――。

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みんなの笑顔がキラキラ輝く まん丸笑顔の あいのち

すべての人のいのちと性をサポートする誕生学アドバイザー。I(私)に愛を、大地・地球を癒す知が、自身の血肉となって駆け巡るように――自分自身を知り、自尊心を育み、自分も含めて、すべての人の意思が尊重され、自尊心を高めて輝ける社会環境になるよう、情報と機会(場づくり)を提供します。