皆さん、こんにちは。
いのちと性の自己決定をサポートする、あいのちの佐藤鼓子です。
過去最強レベルと言われた台風15号による暴風雨の後は、猛烈な暑さが続いています。皆さま、熱中症には十分にお気を付けください。
また、台風の爪痕は各地でまだ強烈に残っており、私も、知人・友人たちが、電気や水のない生活を強いられています。
安心できる暮らしが少しでも早く復旧しますよう、心より祈念しています。
さて、本日は、埼玉県川越市の中学校で、誕生学をお届けしてきました。
NPO川越子育てネットワークさんが、市の委託事業として、中学校へ訪問し、赤ちゃんとのふれあい体験や、妊婦体験を行う「いのちの講座」の一環です。
主に中学3年生を対象とした授業で、なんと10年間も続いています。
今日は7組の赤ちゃんとママにご協力いただきました! 3時間目が赤ちゃんとの触れ合いや、妊婦体験です。
この陽気で、体育館内は少し暑かったのと、お昼寝したい赤ちゃん、ママと一緒がいい赤ちゃんもいて、ガン泣きの赤ちゃんを苦笑いしながら抱っこする中学生もそこかしこに。
でも、貴重な赤ちゃんとの触れ合い、思春期真っただ中の中学3年生も、自然と顔がほころびます。
「可愛い」「赤ちゃんとクラスメイトが同じ名前だ!」と、男の子も女の子もニコニコ。先生もニコニコ。暑い体育館の中は、ほっこり柔らかい雰囲気でいっぱいになりました。
妊婦体験では、重い水を入れた妊婦エプロンを背負って、おなかが大きくなった妊婦さんを疑似体験。
しゃがんで洋服をたたんだり、寝転んだりするのも一苦労です。
そして、4時間目は誕生学。
生まれてきたときに、みんながどんなことをしたか、どんな力をもって生まれてきたか、誕生の過程と奇跡について学ぶプログラムが「誕生学」です。
小学校も、中学校も、ほぼ同じメンバーで2クラスという、少人数の学校で、仲のいい生徒の皆さん。とても素直な反応に、勇気づけられる瞬間がたくさんありました。
赤ちゃん人形のあーちゃんと、骨盤を使って、誕生の過程を振り返ります。
あーちゃんが無事に誕生した瞬間には、生徒さんたちから思わず拍手が起こります。
途中で亡くなるいのちもある中で、みんなが今、生きていることは「奇跡」であること。
そして、誰のいのちも、本当に大切で、いじめるため、いじめられるために生まれてくるいのちは一つもないこと。
いのちと未来が詰まった性を守ること、性を意識してい生きることはどういうことか、というお話もしました。
前半はワイワイ、楽しく反応していた生徒さんたちが、後半はじっと聴き入ってくださり、若い生徒さんの真剣な気持ちが伝わってきました。
生徒さんたちが受講後に書いてくださるアンケートで、どんな反応を得られるか、今から楽しみです。
この事業を10年続けている、川越子育てネットワークの皆さん、ご理解・ご支援を頂いている学校の先生方や教育委員会の方々には、頭が下がる思いです。
赤ちゃんとの触れ合いは、単純に「可愛い」と感じること以上に、自身も赤ちゃんだったことを振り返り、大人になった時に家族を持ちたいと思ったら、親になるかもしれない若い世代に、いのちの輝き、いのちの尊さを感じる、とても貴重なチャンスになります。
すべての子どもたち、そして、子どもがいるいないにかかわらず、すべての大人にも、赤ちゃんとの触れ合いや、誕生学を聴くことは、いのちを間近で感じることができます。
このような機会を、地域や世代にこだわらず、もっともっと増やしていければと考えています。
学校の授業はもちろん、幼稚園・保育園、保護者向けの家庭教育学級、学童保育、子育てサークル、任意での集まりなど、出張可能な場所・機会はたくさんあります。
ご賛同いただける方のお力添えをぜひともよろしくお願いいたします!!
すべての人が自分らしさを大切に、輝ける地域社会を築くまで――これからも地道に活動を続けていきます。
みんなの笑顔がキラキラ輝く まん丸笑顔の あいのち
すべての人のいのちと性をサポートする誕生学アドバイザー。I(私)に愛を、大地・地球を癒す知が、自身の血肉となって駆け巡るように――自分自身を知り、自尊心を育み、自分も含めて、すべての人の意思が尊重され、自尊心を高めて輝ける社会環境になるよう、情報と機会(場づくり)を提供します。
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