伝わらない でも 伝えたいときの4ステップ

「伝えたいのに、伝わらない」「わかってほしいのに、わかってくれない」

親子や夫婦でも、家族以外とも、そんなジレンマがあります。


確実に伝わるかわからないけれど、せめて響くように発信できたら――


今までの気づきを振り返り、そのポイントを4つのポイントでまとめてみました。


「そんなんでできたら苦労しないよ~」


はい、そうですよね。そうそう、だからみんな大変な思いをしてるんです。

しかし、文句や愚痴を言うだけで、課題から目をそらし、逃げているんじゃ、状況は変わりません。

コミュニケーションはレッツチャレンジ!

何度でも、挑戦と失敗と学習の繰り返しです。


特に相手が大人や思春期になると、なかなか思うようにはいかないことばかりです。

「こうしたらいい」と内心で理解していても、素直に従えない時もあるでしょう。

でも、考える余裕ができたら、やろうかなと思えたら、そのときがチャンスです☆

うまくいったときこそ、しめしめ!そして、メモメモ ( . .)φ

成功体験はどんどん記録&記憶して、積み重ねていきましょう。



[1]

まず、目的(ゴール)を確認する。

何のために伝えるのか。どうして伝えたいのか。


目的!? 今さら!? ええ。実はこれがすごく大事です。


例えば、家族みんなで楽しく食事をしたいのに、食事中に立ち歩いたり、スマホをいじったりするとき。

何度注意してもやめてくれない。

「いい加減にしてよ!なんでやめないの!?」


えーっと・・・目的は「家族みんなで楽しく食事したい」でしたよね。

イライラして、キツイ言い方をしたら、楽しい食事もまったく楽しくなくなっちゃう。


ゴールへたどり着くために、何ができるか?

目の前のことにとらわれると、つい忘れちゃいますが、折に触れて、何度でも、目的を意識しなおすこと。

この初心に返ることが、問題解決の近道にもなります!


[2]

目的を意識したけど伝わらない。

そんな時は次に、相手の気持ちになってみるのが一番です。


「自分と相手は違う人間。そんなことできるかよ!」と投げやりな気持ちになる?


そのときの思考パターンは主に2つ。


A:落ち着いてからで大丈夫です。

焦ってじたばたすればするほど、理解されないジレンマに苦しくなります。


相手が聞いてくれそうなことばは? 

自分だったらどう伝えられたいか? 

相手が心くすぐられる誘い方ができそうか?


・・・ガミガミ、くどくど言われるのは、誰でも嫌ですもんね。

「そんなつもりはない」「そんなの、言われる方が悪い」

はい、もちろん、その通り。それは正しい。

でも自分の正義は、相手にとって正義の味方じゃない場合がままあります。

正論で物事を押し通そうとしても、相手の心は開きません。



「伝わらない」「わかってくれない」

感情が先行すると、ついキツイ口調になります。

または、口調は穏やかでも、表情やことばの端々から、心の奥底に光る棘や針を相手は敏感に察知します。

(ん・・・?この人、本音は・・・)

はい、意識的か無意識かにかかわらず、見透かされます。


だから、押しても引いても頑として動かない。

そんな時は、小休止。

すー・・・はー・・・と深呼吸して、うーんと背伸びして、お茶でも飲んでリフレッシュ&リラックス。

まずは自分の気持ちを立て直し、伝える余裕を作ってから、再チャレンジします。




B:ほんと、その通り!自分と相手は違う人間です。

だから、そのことばを受け取るのも、受け取らないのも、相手の選択です。

だって異なる思考や体験、感情で、人は動いているのですから。


アドラー心理学でも「課題の分離」と表現されています。

自分が問題に感じることも、実は相手の課題ではないかもしれない。

そこは、自分と相手に距離を置いて、良い意味で諦めも必要です。


「そんなこと言ったら意味ないじゃん!」


はい。そうそう。そう思えたら、Aに戻って、今度は伝え方を変えて、レッツチャレンジ!




[2]

信頼できる誰かに相談してみる。

できれば専門家がベストですが、必ずしも知識やスキルだけが解決の糸口ではありません。

「ただ話を聞いてほしい」「理解してほしい」時もあるので、心許せる友人や家族でも良いでしょう。


自己の中だけで堂々巡りで悩むより、自分と異なる立場、視点から、有意義なアドバイスがもらえる可能性は広がります。

その問題の主体者ではなく、他人だから、冷静で客観的な助言がしやすいことは確かにあるでしょう。

自分の子だとあたふたしちゃうし、怒ったり悲しんだりするのに、他人の子の方は「そんなもんだよ~」と、どっしり構えて言えることがあります。

家族は共に過ごす時間が長い分、どうしても同一化し(=相手と自分を重ね)やすいですから。


ただし、あくまで解決の参考にするため、「いろんな意見に触れる」スタンスです。

「その人が言ったから」と責任をなすりつけることはできません。

その人が言う通りにならない現実を苦しむ必要もありません。

自分と異なる立場、視点の人の意見ですから、すべてをその通りにする必要がなく、その通りにならないことも当然で、自分が心地いい居場所を推し量って、落としどころを見極めます。

その意見を参考にして行動するか、聞き流すか、最後に決めるのは自分自身です。



[3]

そして、最後の最後、本当に最終的にカギを握るのは信頼です。

相手のことをどこまで信じ、相手にどれだけ信じられているか。


「立場が違っても、きっと理解してくれる」

そう思えるなら、ダメ元で、伝え続けます。(本当にやり遂げたいことは諦めない!)


「あれ、相手のタイミングは今じゃなかったかな?」

じっくり待ちます。(時間も必要です!)


「これがダメならあれ」「ちょっと方向を変えて、刺激するなら次はこっちから」

何度でも、手を変え、品を変え、相手に響く方法を試し続けます。(同じやり方で何度も失敗すると疲れます。。。)


(これは違ったな・・・)(これなら、ちょっとイケるかも?)

気づきはその次の挑戦に、じゃんじゃん活かしましょう。




そして、自分が相手を信じるだけでなく、相手に信じられているか。

「この人は自分の本音を理解してくれる」「自分のことをきっとわかってくれる」と相手に信じさせることができるか。


その根本は、共通の楽しい思い出や、喜怒哀楽を共にしてきた日々のベースの有無に左右されます。


だから、子どもが幼いうちは、どんどん遊んで、共感できたらいい。

家事を回して、家の中をきっちり整えることも大切だけれど、「遊んでほしい」「絵本を読んでほしい」「話を聞いてほしい」と相手が求めるうちは、たとえ短い時間ても、その機会をできる限り、用意してあげられたらいい。


信頼を積み重ねておければ、いざという時の心の核に、助け舟に必ずなるから。



「信頼がないな」と自省することがあったら、また信頼構築へ少しずつ、毎日を愚直に積み重ねるしかありません。


「急がば回れ」で、「言う」より「聞く側」のスタンスで、もう一度、相手にとってオープンだと感じる姿勢に正してみる。


「理解してほしい」というこちらからの一方的な気持ちを押し付けるだけでなく、相手の「わかってほしい」にも応えてあげられる余裕が今の自分自身にあるかどうか。


自分が十分に満たされていれば、相手の話を聞く余裕も作りやすいですからね。


思春期――この山場を乗り越えれば、山頂はもうすぐです。

倦怠期――どんな夫婦にもだいたいある時期。山頂はないかもしれませんが、時期によって上り下りはあるかも?


どちらも、あまり肩ひじ張らず、のらりくらり、うまくかわしつつ、「伝えたい」思いが、いつか「伝わり」ますように――。


やまない雨はない。明けない夜はない。そして人生はこれからも続く・・・。

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みんなの笑顔がキラキラ輝く まん丸笑顔の あいのち

すべての人のいのちと性をサポートする誕生学アドバイザー。I(私)に愛を、大地・地球を癒す知が、自身の血肉となって駆け巡るように――自分自身を知り、自尊心を育み、自分も含めて、すべての人の意思が尊重され、自尊心を高めて輝ける社会環境になるよう、情報と機会(場づくり)を提供します。