家庭での性教育――いつから伝える?

昨今、ニュースにも頻繁に取り上げられる性教育について。

「いつから、どんなふうに伝えたらいい?」

学校でも家庭でも、詳しく教わってこなかった私たち親世代が迷うところです。



学校ではそれぞれの方針で、詳しく教わるところから、大事なことにほとんど触れない学校まで、千差万別ですが、

家庭では、お子さんが興味を持ったときがチャンスです。

それは意外と早いかもしれません。




ある朝、息子を保育園に送っていったら、

おっ!と驚く光景が――。


3歳の女の子が男の子のズボンの中に手を――

「おちんちんさわっているのー♡」

と、無邪気に教えてくれる女の子。


さすがに、はっと驚きましたが、すぐに

「あーダメダメ―!大事な場所だから!」

…とそのときは、行為を制することを優先し、あとは先生にと思って引き継ぎました。



が。ダメと言われても「なんで?」ってなりますよね。

ただ仲よくしたかっただけなのに。

ただ遊んでいただけなのに。

ただじゃれてただけなのに。


だから、ただ行動を制するだけでなく、根本から、本質を伝えたい。

なぜ大切にしなければならないのか。どうしたら大切にすることになるのか。

きっかけは何でもありです。


お誕生日にアルバムをめくりながら、弟や妹が生まれるときに、親子で喧嘩した時にも。


言葉をある程度、理解できるようになったら、もういつ話しても、その年齢に応じて理解します。早くに正しく伝えられれば、誤った先入観を持つ可能性は低くなり、生きる指針にもなります。


お子さんも理解しやすい「いのち」と「性」について――親子でお話を聞いてみませんか。


いのちと性のお話は、そのテーマにとどまらず、自分自身と相手の存在をも見直すきっかけになります。広くて深い、まさに母なる海のように、私たちの存在すべてを包み込むイメージです。



私たちも大人になるまで、なかなか聞く機会がなかった愛の物語。思い切って身をゆだねたら、家族を包み込む大きな愛に気づくかもしれません。


対象年齢を縛らない親子向けの「いのちのお話」「誕生学🄬」の講座も今後、開催予定です。

また詳細が決まりましたら、お知らせします。


ご要望があれば3組以上で出前講座も開催可能です。

お気軽にご相談いただければと存じます。


あいのち 佐藤

inochi_hajimari@yahoo.co.jp


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みんなの笑顔がキラキラ輝く まん丸笑顔の あいのち

すべての人のいのちと性をサポートする誕生学アドバイザー。I(私)に愛を、大地・地球を癒す知が、自身の血肉となって駆け巡るように――自分自身を知り、自尊心を育み、自分も含めて、すべての人の意思が尊重され、自尊心を高めて輝ける社会環境になるよう、情報と機会(場づくり)を提供します。